テストで「ニンジン作戦」は有効か

テストを見て笑う男子.png

1学期の期末テストが終わりました。
みなさんお疲れ様でした。

各ご家庭の方針で、「テストで何点以上だったら、欲しいものを買ってあげる」といった「ニンジン作戦」をとられるご家庭もあるようですが、今までの経験から、「ニンジン作戦」では「大きく伸びる」という生徒は育ちにくいように思います。

「ニンジン作戦」が全く効果がないわけではありませんが、限界があるように感じます。
今回それで点数が上がって「欲しい物」を買い与えると、次回のテストはまた「欲しい物」を条件に出さなければ、「評価されていない」と感じるようになり、結果「欲しい物」の条件なしでは不満に思い、頑張らなくなります。

また、対象物が「テストの成績」から「欲しい物」に移行してしまい、例えば、「欲しい物がさほどでもない」とか「欲しいとは言ったものの、誕生日あたりに買ってもらえるだろうから、今回のテストはこれ以上やらなくてもいいや」といったことで甘えが出て、簡単に向上心が折れ、「限界を超えて頑張る」といったことは、期待できない気がします。

それに対して「大きく伸びる」生徒は、概して「成績が伸びる喜び」を理解した生徒であるように思います。
「努力して、その結果が出る」ということを体感し、「精神的成長」をした生徒は、強い生徒になります。
もし、一度成績が落ちたとしても、その次のテストで踏ん張りがきくようになります。

「テストの成績」そのものの評価(前回との比較、平均点との比較など)と、「テスト勉強の過程」をしっかりと評価してあげ、「精神的成長」を促してあげることが、「大きく伸びる」ために必要なことだと思います。

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